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2005 年度 実績報告書

ネットワークを介したゲーム(オンラインゲーム)の数理モデルを確立すると共にシミュレータを開発する

研究課題

研究課題/領域番号 05F05792
研究機関関西学院大学

研究代表者

中津 良平  関西学院大学, 理工学部, 教授

研究分担者 BOSSER Anne-Gwenn  関西学院大学, 理工学部, 外国人特別研究員
キーワードオンラインゲーム / ゲームモデル / シミュレータ
研究概要

本研究は、多人数参加型ゲーム(いわゆるオンラインゲーム)のモデル・シミュレータを作成する事を目的としている。当初、平成17年度は国内の主たるゲームメーカを訪問してオンラインゲーム開発環境の調査を行い、オンラインゲーム開発における問題点の抽出を行なうとともに、その結果に基づき、これまで理論的研究に重点をおいて進めてきたオンラインゲームモデルの改良、細部の仕様の研究を行なう予定であった。
しかしながら、国内でオンラインゲーム開発を行なっているメーカが少なく、かつ調査に協力的でなかったため、17年度は研究文献やニュースなどに基づくオンラインゲームの開発状況や研究動向の調査を行う事とした。また、この調査やその結果格納のためパソコンを1台購入した。この調査の結果、オンラインゲームはまだ安定性や応答性で種々の問題を抱えており、将来的なオンラインゲームの健全な発展のためにも、適切なオンラインゲームモデルの開発が急務である事が明らかになった。
上記の結果に基づき、これまで検討を進めてきたオンラインゲームモデルを高速パソコン上にインプリメントするとともに、その上に具体的なコンテンツを持ったオンラインゲームシミュレータを開発する事とした。このために高速パソコン1台を購入した。具体的なコンテンツとしては、ストーリーベースのゲームを採用する事とし、文献調査に基づきストーリーベースのゲームに関する研究状況の調査を行った。また、その結果を反映して、具体的なオンラインシミュレータの仕様検討を進めた。また、当初は予算の一部を調査研究のための旅費等に使用する予定であったが、研究の早期立ち上げのため、17年度はWebを用いた文献調査を行う事とし、調査研究にあてる予定だった予算をすべて備品購入にあてたが、研究遂行上は支障はなかった。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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