研究概要 |
平成18年度は、本研究課題である.「極域における大気エアロゾルおよび雲」の多波長ライダーによる集中観測を南極・昭和基地にて行い,平成18年3月30日から12月12日までに約1900時間の観測を実施した。また、詳細なエアロゾル・雲物理パラメータの導出を目的とした校正観測のため、計7回のエアロゾルゾンデと多波長ライダーとの同期計測を行った。平成18年度の研究費補助金は、エアロゾル粒子数濃度を簡便に測定することが可能な、携帯型の小型パーティクルカウンター(68.4万円)、およびデータ整理・解析のためのパソコン(41.5万円)の購入に充てた。 今年度は、南極で取得されたデータの解析を行い、大気エアロゾルと雲の相互作用に関する研究を進め、随時成果を発表していく予定である。
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