研究分担者 |
DORIBAL T. モンゴル国立科学技術情報センター, 所長
SIMMONS D. 南太平洋委員会図書館, 館長
ZHAODONG L. 中国科学技術情報研究所, 所長
RAHMAN M.D. バングラデシュ国立科学ドキュメンテーションセンター, 所長
KANAKAMANI T タイ国立図書館, 館長
OPENA M. フィリピン科学技術省国立科学技術情報システム, 調整官
HUNG T.B. ベトナム科学技術情報ドキュメンテーションセンター, 研究員国際部長
BUDIHARDJO U インドネシア科学ドキュメンテーション情報センター, 副所長
NETTAVONGS K ラオス国立図書館, 館長
MILNE L. ニュージーランド産業研究開発所, 研究員情報部長
DINH D.N. ベトナム国立開発研究所, 副所長
TORRIJOS D.E ユネスコ総合情報計画, 調整官
竹内 比呂也 静岡県立大学, 短期大学部, 助教授 (10290149)
谷口 祥一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (50207180)
永田 治樹 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (40124200)
常磐 繁 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (30114573)
内藤 衛亮 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (10110074)
原田 勝 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (90012567)
小野 欽司 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (70260015)
猪瀬 博 学術情報センター, 所長 (70010618)
LAHIRI A. インド産業開発省科学産業研究局, 科学官
YEE J. 南太平洋大学, 図書館, 館長代行
NEES J.M. ニュージーランド産業研究開発部, 研究員
DORJBAL T Mongolia National Cente for Scientific and Technological Information, Director
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研究概要 |
本研究はアジア・太平洋地域諸国が参加し,ユネスコ総合情報計画/ASTINFOの枠組みにおいて実施する国際共同研究である。 これらの諸国は情報インフラストラクチャはもとより経済的発展段階,分化・歴史・社会制度などきわめて多様性にとんでいることから,本研究を効果的に進めて行くために研究分担者が集まり全体的な実施計画並びに方法について討議を行う必要があった。そこで平成6年10月11-14日に図書館情報大学において第1回国際ワークショップを開催した。 これには海外から,インドネシア,タイ,フィリピン,ベトナム,オーストラリア,ユネスコ地域アドバイザーが参加し,調査研究の全体計画と方法論を討議し,さらに平成6年度の具体的実施計画を策定した。この結果研究方法としては,1)質問紙による調査を各国の研究分担者を中心とするナショナルチームが実施する。2)質問紙調査データ集計処理は日本チームが行う。3)現地調査は日本からの派遣研究者と当該国の研究分担者及びナショナルチームが共同で実施する。4)このため各国に研究分担者を中心とし,関連情報機関を網羅する組織(ナショナルチーム)を設置する。この研究方法はその後の実施を通じてきわめて有効であることが立証され、成果報告の場においても高く評価された。また,質問紙調査の調査項目についても討議を行い本研究を通じて使用する質問紙(英語)を作成した。平成6年度にはベトナム,インドネシア、フィリピン,タイにおいてそれぞれ研究分担者と共同で主要な情報センター,国立図書館,大学・研究所図書館など中心的な役割をもつ情報機関を対象に訪問調査を実施した。また,情報政策に関連する政府機関で関係者と意見交換を行うことができた。ベトナムでは研究分担者を中心にベトナム研究班を設置し,Information Infrastructure and Servies in Vietnam:Stuational Reportを作成し,わが国の派遣研究者を加えてハノイ市で全国セミナーを開催し,国立情報センター,国立図書館,文書館,通信関係者など情報関係者が集まり活発な討議を行った。 平成7年度には8月21-25日に図書館情報大学において,第2回国際ワークショップを開催した。これには海外からバングラデシュ,ニュジーランド,フィジ-,フィリピン,ベトナムが参加した。ここでは1年間の研究実績をレビューし,平成7年度の研究計画について最終討論を行った。 また,既にを完了したフィリピンからナショナル シチューション リポートの報告があり,フィジ-,バングラデシュ、ニュージランドからはカントリーレポートの発表が行われた。 現地調査はバングラデシュ,フィジ-,ニュージーランド,モンゴルについて実施した。バングラデシュではベトナムと同様にナショナル シチュエ-ショナルレポートがほぼ完成しており,全国セミナーを開催して討議を行った。また,アジア・太平洋地域で情報基盤整備が進んでいるシンガポールについて特にInformation2000の情報政策を中心に調査を行った。 平成8年度には,10月8-11日に第3回国際ワークショップを開催し,これまでの各国における調査結果の分析に基づく,クロスカントリー アセスメントリポートの発表と討議を行った。また,3年間の研究実績の評価を行い,本研究の成果を広くアジア・太平洋地域に伝えるために平成9年度に国際シンポジウムを開催することが決議された。 本研究の成果の主な点は, -新しい調査研究方法の確立 -情報インフラストラクチャの実態と今後の対応をまとめたナショナル リポートの刊行(ベトナク,バングラデシュ,フィリピン,フィジ-などユネスコから出版) -各国の調査結果の分析に基づき地域レベルで考察を加えたクロスカントリー アセスメントリポートの刊行 -各国における調査研究能力の開発に貢献 -主な出版物 ・Proceedings of International workshop,11-14 Octoer 1994.ULIS,1994 (SISNAP Report 1) ・学術情報ネットワークの基盤構造に関する調査研究 -アジア・太平洋地域における- 平成6年度 研究報告 ULIS,1995 (SISNAP Report 2) ・Proceedings of the 2rd International workshop,21-25 August 1995.ULIS,1995 (SISNAP Report 3) ・Proceedings of the 3rd International workshop,8-11 Octoer 1996.ULIS,1996 (SISNAP Report 4)
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