アジア圏におけるコンクリート構造のモデルコード

1995 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 06044033
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 野口 博 千葉大学, 工学部, 教授 (20107535)
• 研究分担者: LOO YewーCha ウォロンコン大学, 教授 ; NANAYAKKARA アヌラ モラトゥワ大学, 教授 ; WORSAK K. N アジア工科大学, 教授 ; TAHIR M. A. パキスタン工業技術大学, 教授 ; TAN K. H. シンガポール国立大学, 助教授 ; DAYARATNAM パサラ インド工科大学, 教授 ; KIM JinーKeu 韓国先端科学技術工科大学, 助教授 ; ZHANG Liand 青島建築工科大学, 教授 ; RAHMAN M. A バングラディシュ工学技術大学, 教授 ; EKASIT L. チュラロンコロン大学, 教授 ; PAMA Ricard アジア工科大学, 教授 ; 大賀 宏行 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (40152061) ; 野口 貴文 東京大学, 工学部, 助手 (80208321) ; 上田 多門 北海道大学, 工学部, 助教授 (00151796) ; 壁谷澤 寿海 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479) ; 山崎 淳 日本大学, 工学部, 教授 (80111475) ; 魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
• キーワード: モデルコード / アジア / コンクリート / コンクリート構造 / 鉄筋コンクリート / 設計 / 材料・施工 / 保守・管理

研究概要

1995年7月にオーストラリアのゴールドコーストで、『構造工学および施工に関する第5回東アジア-太平洋会議、(EASEC5)』に参加し、アジアモデルコードのセッションで、本研究活動の紹介と各国基準などの状況について、論文発表を行った。また、研究代表者・分担者・協力者らによる委員会では、WGの進捗状況、今後の進め方、ISOの最近の活動状況との関連について、および各国公的機関による今後の組織作りやタイムスケジュールについて議論した。
1995年3月にインドネシアのジャカルタで、インドネシアの構造設計技術者など100名が参加したワークショップで、本活動、阪神大震災被害や日本を始めアジア各国の新建設技術の紹介を行った。また、研究代表者・分担者・協力者らによる委員会では、WGの進捗状況、今後の進め方、組織作り、次回中国(10月)、次次回インド(1997年2月)の開催計画について議論した。

研究成果

• [文献書誌] H. Noguchi and J. Yamazaki: "Concrete Model Code for the Region-Feasibility Study" Fifth East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering and Construction. Session III-4-B. (1995)
• [文献書誌] T. Kabeyasawa, D. Kato, M. Nishiyama and J. Niwa: "A Framework of Concrete Model Code-Design" Proceedings of the Fifth East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering and Construction. 3. 2335-2340 (1995)
• [文献書誌] T. Ueda: "Concrete Model Code for Asian Region and Future Tasks" Proceedings of the Fifth East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering and Construction. 3. 2341-2344 (1995)
• [文献書誌] T. Noguchi, J. Yamazaki, T. Uomoto and K. Ohtsuka: "Model Code for Materials and Construction of Concrete Structures" Proceedings of the Fifth East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering and Construction. 3. 2345-2350 (1995)