研究分担者 |
WKUNZ Heinz ピッツバーグ大学, 医学部, 教授
GILL III Tho ピッツバーグ大学, 医学部, 教授
松本 耕三 徳島大学, 医学部, 助教授 (00002246)
吉田 廸弘 北海道大学, 理学部, 教授 (60001765)
伊藤 豊志雄 (財), 実験動物中央研究所・動物医学研究室, 室長 (20106644)
名取 孝 (財), 実験動物中央研究所, 研究員 (00001892)
森脇 和郎 総合研究大学院大学, 副学長 (50000229)
野村 達次 (財), 実験動物中央研究所, 所長 (10072399)
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研究概要 |
1.第1回ラット国際命名規約委員会を平成6年8月札幌(日本)で,また,第2回ラット国際命名規約委員会を平成8年8月トゥルーズ(フランス)で開催し,下記の6項目について討議し,下記の結論を得た。 1)近交系の命名規約の改定を行った。 2)PCRモニタリングの方法を確立し,近交系および細胞株へ応用した。 3)遺伝子記号の国際統一を行った。 4)MHCの遺伝子について国際統一を行った。 5)ラットゲノム全体について発展を図るために染色体委員会を設立した。 6)委員会機関誌としてのRat Genomeの編集およびVol.3,No.1およびNo.2を刊行した。 2.インターネットを利用した電子メールによる国際命名規約委員会相互の情報交換システムを確立した。 3.ピッツバーグ大学で維持されているがんおよび免疫遺伝学研究用ラット国際標準系統の我が国への導入を終了した。 4.ラットの国際的な情報誌としてのRat Genomeの編集を行い,Vol.3,No.1およびNo.2を刊行した。 5.ラットの凍結保存技術の開発および改良を行った。また,ピッツバーグ大学などの依頼を受けて,ラットの近交系の凍結保存を行った。 6.ピッツバーグ大学の微生物学的クリーニングについて指導を行った。 7.実験動物の国際標準化における新たな共同研究対象課題としての発癌物質の検定系確立のための動物実験をピッツバーグ大学と実中研との間で開始した。
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