研究課題/領域番号 |
06045045
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
橋口 勉 鹿児島大学, 農学部, 教授 (80041614)
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研究分担者 |
段 紅平 雲南農業大学, 講師
暴 卓然 雲南農業大学, 副教授
婁 義洲 雲南農業大学, 副教授
林 満 鹿児島大学, 農学部, 教授 (50041637)
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キーワード | 中国 / 雲南省 / 雲南農業大学 / 有用動植物 / 作物の管理 / 生産技術 / 家畜の飼養管理技術 |
研究概要 |
平成6年の9月9日から9月19日まで、鹿児島大学農学部から橋口 勉教授(研究代表者)及び林 満教授(研究担当者)の2名を、中国、雲南省に派遣した。そして、雲南農業大学の動物遺伝学、作物学及び園芸学を専門とする研究者と共に雲南省内の肉用牛、乳牛、豚、馬、鶏、アヒル等の家畜の飼養状況および在来家畜の評価と改善のシステムについて共同研究を行った。さらに水稲、豆類、サトウキビなどの食用作物および蔬菜と果樹園芸について、その生産の実態と育種事情について現地での共同研究・調査を実施し、大きな成果が得られた。さらに黄 仁躍校長をはじめ、雲南農業大学の関係者らと共同研究の今後の進め方について具体的な検討を行った。 一方、中国側研究分担者3名(畜産学の婁 義洲副教授、園芸学の暴 卓然副教授、作物学の段 紅平講師)は、平成6年12月7日から12月20日にかけて招聘し、鹿児島大学農学部の他、大隅および薩摩地方において家畜の飼養管理技術、果樹作物と水稲の育種及び栽培技術に関する現地共同調査と活発な学術交流を行った。 今年度は、中国側研究分担者の招聘が冬季にずれこんだため、夏作物に関する現地調査が不可能となった。そこで、平成7年度は、本研究が効果的かつ幅広く展開されるよう雲南農業大学の研究者を我国の農畜産物の事情がよく把握できる夏季に招聘することが必要であろう。なお、平成7年度は日本側から3名の派遣、中国側から3名の招聘を予定している。
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