本年度は最終年度にあたるため、これまで収集した資料文献や統計データ類の整理を行ない、研究成果を学会誌や『世界経済評論』その他の雑誌に発表するとともに、本重点領域研究「戦後日本形成の基礎研究」の経済班の研究会に出席し、発表した。また、平成6年11月26-27日、東京で開催された「戦後日本形成シンポジウム」で「戦後改革と経済発展の比較研究-日本とイタリア-」のタイトルで発表を行った。また、本研究成果は、大学の講義や演習でも活用した。過去3ヵ年にわたる科学研究費補助金(重点領域研究_<(2)>)の研究成果をまとめて、出版刊行する計画をたて、平成7年度文部省科学研究補助金研究成果公開促進費の公募申請を行っているところである。
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