研究課題/領域番号 |
06208209
|
研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
仲地 哲夫 沖縄国際大学, 文学部, 教授 (70172343)
|
研究分担者 |
小熊 誠 沖縄国際大学, 文学部, 教授 (90185562)
来間 泰男 沖縄国際大学, 商経学部, 教授 (80088723)
|
キーワード | 琉球産業制度資料 / 近世地方経済資料 / 那覇市史資料編琉球資料 / 琉球語彙 / 仲吉朝助 / 比嘉春潮 / 間切番所 / 宮古八重山 |
研究概要 |
1.研究会開催 (l)平成6年9月24日(土)沖縄国際大学南島文化研究所(以下、南島研と略称)で琉球家譜に関する研究会を開催した。 (2)平成7年5月20日(月)南島研で沖縄の3研究班の合同研究会を開催した。 (3)同年7月8日(土)南島研で総括班と沖縄の3研究班の合同研究会を開催した。 (4)平成8年5月27日(月)南島研で沖縄の4つの班と南島研共催の第1回人頭税研究会を開催した。 (5)同年11月22日(金)沖縄県立図書館宮古分館で第2回人頭税研究会を開催した。 (6)平成10年3月17日(火)平良市立図書館で第3回人頭税研究会を開催した。 2.収集史料 (1)沖縄県立図書館(比嘉春潮文庫)所蔵の「琉球産業制度資料」をマイクロ撮影した。 (2)石垣市の豊川家文書をマイクロ撮影した。 (3)宮古平良市の本村家文書をマイクロ撮影した。 (4)南方熊楠記念館所蔵『球陽』及び普天間宮の新垣義夫氏所蔵の『球陽』をマイクロ撮影した。 (5)国頭村奥区の協議録、共同店経営に関する帳簿等を「国頭村奥区資料」としてマイクロ撮影した。 (6)県立図書館所蔵琉球関係史料のマイクロフィルムのデュープを作成した。 3.データ・ベース作成 (1)「琉球産業制度史料」第1巻〜第10巻(『近世地方経済史料』第9巻、第10巻)のデータベースを作成した。 (2)『那覇市史』資料編第1巻10「琉球資料」上のデータベースを作成した。 4.琉球語彙索引・用例集作成 (1)「琉球産業制度資料」のデータベースを利用し、このプロジェクト総括班の柴山守氏と共同で語彙索引作成に取りかかっており、いずれ「琉球産業制度資料語彙索引」として出版したいと考えている。 (2)「琉球産業制度資料」から方言語彙、独特の用例を集積する作業を進めてきた。本研究班の成果の一つとして出版する予定である。
|