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1994 年度 実績報告書

蛋白質複合体構造解析のためのNMR手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06276204
研究機関東京大学

研究代表者

永山 国昭  東京大学, 教養学部, 教授 (70011731)

キーワードNMR / 蛋白質 / 構造解析 / 蛋白質複合体
研究概要

大腸菌由来のリボヌクレアーゼHIを用いて遺伝融合2量体を作成した。構成単量体が順方向にN末C末でポリペプチド鎖(リンカー)を介してつながっている。長さと組成の異なるリンカーを2種類くみこみ、2種類の人工的リボヌクレアーゼ2量体を作った。この内8残基のペプチドをリンカーとした2量体についてその構造をNMRの種々の手法(T_1,T_2,NEO,緩和剤の影響等)を駆使して単量体と比較しながら調べた。T_1,T_2の単量体の差、2量体でNOEが新しく出現すること、緩和剤が2量体接合部に入らない事などからこの2量体はコンパクトな会合体を作り、その接触部位はリンカーの結合部位(N末とC末)の近傍にあることが分かった。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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