研究課題/領域番号 |
06281104
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
黒木 登志夫 東京大学, 医科学研究所, 教授 (90006073)
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研究分担者 |
月田 承一郎 京都大学, 医学部, 教授 (50155347)
笹月 健彦 九州大学, 生医研, 教授 (50014121)
田原 栄一 広島大学, 医学部, 教授 (00033986)
高井 義美 大阪大学, 医学部, 教授 (60093514)
菅村 和夫 東北大学, 医学部, 教授 (20117360)
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キーワード | がん細胞 / 細胞生物学 / シグナル伝達 / 細胞分化 / 細胞増殖 / アボトーシス / 転移 / 細胞間相互作用 |
研究概要 |
がんの生物学的特性を明らかにすることは、がんの診断、治療のための最も基本的な事項である。本研究は、重点領域研究「がん生物」の総括のため総括班として、次の5つの項目についての研究を計画し、研究が進展するよう調整を計った。 細胞の増殖・分化、細胞死 2.細胞の構造と機能 3.細胞間相互作用 4.浸潤・転移 5.ヒトがんの特性 本研究領域の総括班班員は同時に「総合がん」の総括班に所属し、がん研究全体のなかでの「がん生物」の位置と意義を確認しながら、本研究領域の研究を推進した。具体的には 計画班の策定: がん生物研究領域でもっとも重要な研究テーマについて、優れた研究者によって研究の発展を図るため、研究(1)計画班5班、研究(2)計画班3班を策定した。 シンポジウム・ワークショップ: 98班におよぶ研究班の相互理解と共同研究の推進を図る目的で、シンポジウムおよびワークショップを開催した。シンポジウムは、6月および2月に他の重点がん領域と協力して行った。ワークショップは、11月6-8日の3日間、東大、医科研・講堂において98班全体の参加のもとに各班が15分の発表を行った。レベルの高い研究と活発な討論がつづいた。 研究支援: 重要な研究テーマあるいは急速に展開しつつある研究に対して、必要に応じて研究支援を行った。
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