研究課題
「がんの診断、治療、予防法の開発に向けて、ブレークスルーを求める先導的研究を推進する」ことを目的とし、領域における効率の良い研究を推進するための活動を企画し実行した。他のがん重点領域を連携を持ち、優れた「がんの分子生物学」を中心とする研究を、偏ることなく推進した。また、「がん克服新10ヶ年計画」で、厚生省の研究組織とも連携を計った。これらの活動は1) 総括班会議を、他のがん重点領域と合同で開催し、がん研究全体と連携をとりながら、領域研究推進のための計画研究を企画した。2) 領域全体の研究進捗状況報告会を開催し、研究者間の交流を計るとともに、研究の評価を行った。この結果は、次年度の計画に考慮される。3) 柱長会議を持ち、領域内での研究推進と連携の方策を検討し、総括班事業を企画し実行した。これら総括班事業はア) 遺伝子の機能解析に必要となるペプチドの化学合成を行い、供給した。合成したペプチドは約1OO本程度である。イ) 本領域内外の若手研究者のワークショップを開催し、次世代を担う若手の相互交流を計った。これらはいずれも、班員から高く評価されている。
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