研究課題
1.本研究課題に取り組むため、研究分担者間で昨年度に引き続き研究領域・テーマを調整して、各自の研究テーマを明確にした。2.研究分担者は、各自の研究テーマのもとに、基礎文献として、戦前期の社会学関係図書・雑誌の蒐集をおこなった。そうした基礎文献の蒐集、あるいはその他資料・情報蒐集に関しては研究会を開催して、研究分担者間で情報提供をおこなってきた。本研究は戦前の日本社会学界の状況を把握する必要があるため、先輩研究者にたいしてインタヴュー調査を実施した。インタヴュー対象者は、研究分担者各自のテーマにそくして決定し、インタヴュー内容は、研究会で報告してきた。研究分担者以外では、家族研究・社会学史を専門とする大橋薫氏などに対して本研究課題のもと研究協力を依頼し、研究会を開催して情報提供をお願いした。