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1995 年度 実績報告書

世界へ開かれたものとしての戦後日本の文学・政治・思想の流れに関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06301048
研究機関明治学院大学

研究代表者

滿田 郁夫  明治学院大学, 文学部, 教授 (50062138)

研究分担者 横手 一彦  長崎総合大学, 教養部, 助教授 (60240199)
島村 輝  女子美術大学, 芸術学部, 助教授 (90216078)
加藤 典洋  明治学院大学, 国際学部, 教授 (00185860)
丸山 珪一  金沢大学, 教養部, 教授 (50019262)
杉野 要吉  早稲田大学, 教育学部, 教授 (80079417)
キーワード戦後文学 / 戦後政治 / 戦後思想 / 中野重治 / 中野重治戦後日記 / 中野重治の文学
研究概要

1 五月の福井県坂井郡丸岡町での合宿研究会(一泊二日)、三月の東京での二回にわたる集中研究会(それぞれ二泊三日)、東京勢だけによる数度の研究会を持って、中野重治戦後日記の解読は(遺族から借り出した日記正本をコピーしたものによる)、一九六九年の十月まで進んだ。それを同時に打ち込み校正して、日記テキストのデーターベースを作成した。
2 昨年作成した一九五三年からの日記テキストをQuark Xpress上に割り付けて、更に校正し証を付して、印刷して『中野重治戦後日記 第一稿 第一部』(一九五三〜五五年の三年分、これはまだ内部資料である)を作成した。更に第一稿の続きを作成中である。
3 中野重治書簡蒐集もゆっくりではあるが進んでいる。その一部は『梨の花通信』(中野重治の會発光、季刊、その第十五、十六号(95年4月、7月)に黒田道宅宛が)に発表された。目下準備中の『中野重治研究』(不定期刊)にも杉山産七との往復書簡が発表される予定である。
4 遺族から借用した中野重治宛諸氏の書簡の整理、複写、一覧表作成はかなり進んだ。解読はこれからである。
5 同じく遺族から原稿、創作資料、切り抜きなどを借用して整理中である。
6 上の1〜5の総合としての『中野重治総合年表』の第四稿(上段に年表、下段に著作年譜と註、まだ内部資料である)をかなりのところまで進めることが出来た。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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