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1994 年度 実績報告書

会計フレームワークと会計基準

研究課題

研究課題/領域番号 06301078
研究機関一橋大学

研究代表者

安藤 英義  一橋大学, 商学部, 教授 (50017498)

研究分担者 須田 一幸  関西大学, 商学部, 助教授 (00171273)
倉田 幸路  立教大学, 経済学部, 助教授 (90149146)
黒川 保美  専修大学, 商学部, 教授 (70119387)
菊谷 正人  国士舘大学, 政経学部, 教授 (10132101)
新田 忠誓  一橋大学, 商学部, 教授 (00146721)
キーワード概念フレームワーク / 会計基準 / 企業会計原則 / 商法会計 / 証券取引法会計
研究概要

平成6年度は、フレームワークと会計基準の関係を明らかにする準備段階として、各研究分担者による対象各国の会計基準等に関する文献・資料の収集・整理および分析を行い、それに基づいて全体会合では各研究分担者の作業結果の報告ならびに討論を行った。研究対象となった会計基準等は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツにおける会計諸基準ならびに国際会計基準、EC会社法などである。
まず、アメリカ、イギリス等における概念フレームワークの現状については、つぎの知見を得た。アメリカ、イギリス等において、概念フレームワークが策定されているが、概念フレームワークが策定されているが、概念フレームワークそれ自体が理論的に不完全であることもあって、会計基準に利害関係を有する関係諸団体の意見から完全に独立し、概念フレームワークを貫徹するにはほど遠いというのが現状である。
まず、ドイツ、フランスおよび日本における概念フレームワーク論の動向については、つぎの知見を得た。ドイツ、フランスおよび日本では、アメリカ、イギリス等の概念フレームワークをめぐって学会で論議がなされ、諸々の見解がみられるが、これらの諸国には商法、税法等のフレームワークが存在していることから、新しい概念フレームワークの作成については積極論よりも慎重論が目立つというのが現状である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 倉田幸路: "ドイツにおける会計基準の国際的調和化について" 立教経済学研究. 第48巻2号. 65-84 (1994)

  • [文献書誌] 黒川保美: "フランスにおける公会計の動向" 産業経理. 第54巻2号. 40-48 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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