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1994 年度 実績報告書

日本中世建築工匠に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06301080
研究機関関西大学

研究代表者

永井 規男  関西大学, 工学部, 教授 (00067604)

研究分担者 山野 善郎  九州大学, 工学部, 助教授 (10212292)
沢登 宜久  近畿大学, 工学部, 教授 (00088585)
谷 直樹  大阪市立大学, 生活科学部, 助教授 (40159025)
上野 勝久  文化庁, 文化財保護部, 技官 (20176613)
高橋 恒夫  東北工業大学, 工学部, 助教授 (30085443)
キーワード中世 / 建築工匠 / 番匠 / 葺工 / 鍛冶 / 壁工 / 府県別 / 年次順
研究概要

本年度は各研究者がそれぞれの担当地区における中世建築工匠(番匠、葺工、鍛冶、壁工など)の史料収集に集中した。担当地区の配分は次のとおりである。なお、()を付したものは研究協力者である。
東北地方…高橋恒男、関東地方…上野勝久、(浜島一成)、甲信越地方…上野勝久、東海地方…上野勝久、永井規男、(福田敏朗)、北陸地方…永井規男、(田中徳英)、近畿地方…永井規男、谷直樹、中国地方…澤登宜久、四国地方…谷直樹、永井規男、九州地方…山野善郎、
収集に関しては各研究者が、担当地域にある中央図書館(県立図書館)に出向いて地方誌等から関係史料を摘録する方法を主にとった。採集した工匠史料は、原則として工匠ごとにカードに整理しつつある。今年度でほぼ各中央図書館への採訪を行い、史料所在の状況の確認とあらましの史料収集を行うことができた。次年度はこれをもとにさらに緻密な収集をめざす予定である。収集状況は、史料所在に大きな地域差があって一様ではないし、作業報告も完全ではないが、一府県当たり平均200件前後の新たな史料が入手できた。目下、これらの史料を入手次第に府県別、年次順に整理して、ワープロにおさめている。中途ではあるが、こうした網羅的な収集作業によって中世建築工の地域的、時代的な動向を数量的に把握できそうな感触をえている。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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