研究課題/領域番号 |
06302001
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研究種目 |
総合研究(A)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
向井 茂 名古屋大学, 理学部, 教授 (80115641)
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研究分担者 |
砂田 利一 東北大学, 理学部, 教授 (20022741)
小田 忠雄 東北大学, 理学部, 教授 (60022555)
柏原 正樹 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (60027381)
伊原 康隆 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (70011484)
青本 和彦 名古屋大学, 理学部, 教授 (00011495)
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キーワード | 代数的組合論 / 過剰決定系 / 量子群 / 非線形問題 / 複素解析 |
研究概要 |
本研究は青本和彦代表による6年間の同名の研究の成果を受け継ぎ、基礎数理に関する研究のより一層の発展を促すことを目的としている。具体的には数学の将来の発展の核になりそうな有望テーマを取り上げてワークショップゃシンポジウムを積極的に企画・援助をしていく。今年度は次の活動を行なった。 1)京都大学数理解析研究所て行われるプロジェクト研究『代数的組み合せ論の研究-他分野との関連性を主題として』について、国内関係者の旅費と大学院生に対する謝金を支援した。特に、8月に愛媛で開いた『夏の学校』は多くの講演者と参加者を得て、有意義な集まりとなった。来年度も同様の支援をするが、2年間の成果についてASPMに出版する。 2)12月に大阪市立大学の国際交流センターで開催された国際研究集会『CR幾何と過剰決定系』の国内、国外参加者の旅費および謝金を援助した。倉西正武先生献呈論文を含む研究集会報告書の出版が決まっている。 3)2月名古屋大学において数理物理学者と数学者によるワークショップ『スピン系と量子群』を開催した。 4)分担者 俣野 博はこの総合研究の来年度計画として国際研究集会『非線形問題における漸近解析的手法の研究』を計画しているが、その準備のためのミニ研究集会を2月に東京大学で開催した。 5)3月に湘南国際センターで開催される日本数学会国際研究集会『幾何学的複素解析』の準備のための研究集会の参加者の旅費を援助した。 6)出版を予定していた『確率論とその周辺領域』は都合で7年度に延期となった。
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