研究分担者 |
清水 邦夫 東京理科大学, 理学部, 助教授 (60110946)
久保川 達也 東京大学, 経済学部, 助教授 (20195499)
景山 三平 広島大学, 学校教育学部, 教授 (70033892)
西 晃央 佐賀大学, 教育学部, 教授 (60022274)
白旗 慎吾 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10037294)
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研究概要 |
1.研究目的:一般線形回帰モデル・点過程強度関数モデル・多変量楕円分布モデル・生物統計モデル・数理計画モデルなど現在注目されている統計モデルと統計的情報量・統計幾何・代数など新しい統計学の概念方法が,どのような様相で機能し効果を発揮するのかその役割を理論と応用両面から研究することが本研究の目的である.そのためには,広い分野の統計研究者が共同してこのような新しい統計学の概念・方法を取り入れた研究を行い,問題点の指摘と解決方法を研究する必要がある. 2.研究計画:各研究分担者は下記の6つのテーマの役割分担に対する研究班: (1)計算機統計学における諸問題(白旗慎吾,道家暎幸,垂水共之,越智義道) (2)離散型確率モデルの構成と統計的推測(西晃央,坂田年男,野間口謙太郎) (3)実験計画の統計推測とその応用(景山三平,神保雅一,兵頭義史) (4)多変量解析モデルと統計的推測の研究(久保川達也,今野良彦,白石高章) (5)生物統計学と欠測データ解析(清水邦夫,神田隆至,渡邊美智子) (6)不確実性の下での最適化理論(古川長太,寺岡義伸,安田正実)を組織し、それぞれの班がシンポジュウムを開催した.稲垣宣生はそれらの研究の統括を行った. 3.研究成果:6月に上記のような研究組織の構成とシンポジュウム計画を広く配布し,講演の呼びかけを行った.いずれのジンポジュウムも十数件の講演と50名以上の参加者の下で行われ,その成果は研究報告集としてまとめられ印刷・配布されている.また,シンポジュウムの講演は最先端のものが多く,統計モデルと統計理論という統計的推測がかかえる応用と理論の相互関係の問題が熱心に討論された.
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