研究分担者 |
風間 秀彦 埼玉大学, 工学部, 助手 (40008868)
藤原 東雄 徳山工業高等専門学校, 教授 (50099868)
清水 正喜 鳥取大学, 工学部, 助教授 (00115859)
東畑 郁生 東京大学, 工学部, 教授 (20155500)
森脇 武夫 広島大学, 工学部, 助教授 (00166456)
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研究概要 |
軟弱粘土の高温環境下での挙動究明研究を、以下に示すとおり4つのグループに分かれて行った。 グループ(1)「マクロレオロジーからのアプローチ」:このグループは、従来からの土質試験を用いて高温環境下での軟弱粘土の巨視的挙動を明らかにする研究を行った。まず粘性土の力学特性に及ぼす熱履歴の基本的な影響を明らかにするため、圧密特性とせん断特性に及ぼす熱履歴の影響を中心に実験的に研究した。〔清水,藤原〕 グループ(2)"「ミクロレオロジーからのアプローチ」:このグループは、グループ(1)で得られた高温環境下での軟弱粘土の巨視的挙動の原因となる粘土粒子の微視的構造を明らかにすることを目標に研究を進めた。〔風間,森脇〕 グループ(3)♯「物理化学的側面からのアプローチ」:このグループは、グループ(2)で観察された粘土粒子の微視的構造がどのようなメカニズムによって生成されるかを物理化学的側面から究明すべく検討を進めた。〔東畑,赤木〕 グループ(4)\「工学的な適用へのアプローチ」:このグループは、グループ(1)から(3)で得られた研究成果を統合するとともに、実務面への適用性を検討している。〔足立,藤木,土田〕 以上の各グループの研究は、ほぼ計画に従って進行しており、3回の研究検討会(H6年9月,11月,H7年2月)において、各グループの成果交換と討議を行い、さらに平成7年度の研究内容を検討し、完成年度となる平成7年度の研究を鋭意推進する予定である。
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