研究課題
総合研究(A)
世界の核融合の研究は、臨界プラズマの達成が可能となり、新しい段階を迎えようとしている。一方、我国の大学における核融合の研究は、核融合科学研究所の設立によって新たな展開を開始した。このような時期にあたり、全国の大学の研究を大学共同利用機関としての核融合科学研究所を中枢機関(COE)として有機的に連携し、研究成果の相互交換や比較研究を積極的に行い核融合分野の学問の体系化の努力を積極的に図ることは、極めて重要であると考えられる。本研究は、核融合研究分野の高度化、ネットワーク化の具体的方策を検討し、その総合的な発展に資することを目的としたものである。本研究課題では、いわゆる炉心プラズマ分野及び関連する炉工分野の研究者の綿密な協力のもとに、学際的に進めた。但し、分野全体がかなり広範囲にわたるため、以下の会合をそれぞれ数回持ち、有機的に議論・検討を進めた。(1)全体会合平成6年度第1回:平成6年7月26日(火)核融合科学研究所(名古屋)第2回:平成7年3月15日(水)厚生年金会館(名古屋)平成7年度第1回:平成8年3月1日(金)核融合科学研究所(名古屋)(2)幹事会会合平成6年度第1回:平成6年7月12日(火)学士会館(東京)第2回:平成7年2月24日(金)核融合科学研究所(名古屋)平成7年度第1回:平成7年10月5日(木)核融合科学研究所(名古屋)第2回:平成8年1月24日(水)核融合科学研究所(名古屋)(3)分科会会合:各分科 数回3分科Plasma Science(プラズマ科学)Fusion Science(核融合科学)Fusion Engineering(核融合炉工学)