研究課題/領域番号 |
06303008
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
豊倉 賢 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063557)
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研究分担者 |
久保井 亮一 大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (40029567)
矢野 元威 大阪市立大学, 工学部, 助教授 (20046973)
長浜 邦雄 東京都立大学, 工学部, 教授 (80087311)
阿尻 雅文 東北大学, 工学部, 助教授 (60182995)
平沢 泉 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (10228778)
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キーワード | 省資源 / 省エネルギー / 環境技術 / 晶析 / 均一微粒子 / 結晶多形 / 装置・操作 / 結晶生成 |
研究概要 |
21世紀の新しい資源・エネルギー・化学工業の構築には、新しい晶析技術の確立が有効であり、そのベースとなる晶析研究成果の整理とその発展の方向について、日本国内の研究者が共同して研究を行った。研究課題は、4グループで構成し、それらは、A:新しい結晶の生成、B:均一粒径機能性微粒子の生成、C:結晶多形と新しい機能物質の生成、D:晶析装置・操作設計のための晶析現象と設計理論のグループであり、国内の27名の大学研究者が、これまでに行ってきた研究成果に基づいて、それぞれのグループで研究を行った。本年度は、8月24日ー25日に全研究者が浜松の西遠荘に一同に介して、第1回の研究成果発表会を行うとともに、本研究の趣旨及び提案について、意見を交換した。また、7月に実施したアンケートの調査結果を整理、検討し、分担テーマ、分担外希望調査研究テーマについて確認した上で、今後の研究活動について提案を行った。9月26日には、愛知県厚生年金会館にて、各グループ幹事を中心とした第1回の幹事会を実施し、9月に行われた第2回のアンケートの結果を確認するとともに、そのアンケートへの対応について協議し、研究組織の一部変更を行った。その変更は、DグループをD1、D2、D3の3グループに分割するもので、これより各サブグループの幹事を決定した。12月26-27日に、早稲田大学に全研究者が集まり、第2回の研究発表会を行った。そこでは、各研究者の研究成果について、質疑討論を交わした上で、26日には、グループ個別協議、27日全体会議を実施し、その成果を整理するとともに、今後の研究計画および今後の展開について議論した。これらにより、各研究を有機的に関連づけた学問体系提携と新しい化学産業技術の提案のための基盤概念をまとめることができた。
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