研究分担者 |
野澤 秀樹 九州大学, 文学部, 教授 (00036998)
水垣 渉 京都大学, 文学部, 教授 (40086294)
今鷹 眞 名古屋大学, 文学部, 教授 (60023587)
柏原 啓一 東北大学, 文学部, 教授 (30008635)
今西 順吉 北海道大学, 文学部, 教授 (70000594)
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研究概要 |
本年の研究は,1994年度に多くの大学の文学部の協力をえて実施したアンケート調査をさまざまな角度から分析し,現在の文学部を抱えている問題を多角的に明らかにし,その解決の方向を採ることに主眼を置いた。 6月に東京で開催された国立8大学文学部長の座上において,アンケートの集計結果を集中的に分析し,分析の中心的な視点を取り纏めた。さらに9月に東京で研究会を持ち,そこで中間報告として取り纏める主要な論点を具体的に抽出した。その過程で,補足的に集約すべきアンケート項目が提案され,国立8大学で調査を行った。さらに個々の大学で個別の問題についての追加調査が行われた。 9月の研究会で纏められた論点に沿って,追加されたアンケートの集計をも含む形で,具体的な文章化の作業を行い,11月には中間報告の素案が作成された。それを分担者の間で検討し,追加すべき内容,掘り下げるべき内容が明らかにされた。素案の検討の結果を受けた新たな論点を加え,12月には中間報告(案)が作成された。それに基づき,さらに検討がなされた。その検討結果は2月に集約され,3月に中間報告を取り纏めることができた。 1996年度には,中間報告を関係諸研究教育機関に配布し,そこの意見をも幅広く入れた形の報告を公にする予定である。
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