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1994 年度 実績報告書

地震学用語標準化の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 06306002
研究種目

総合研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

宇津 徳治  東京大学, 名誉教授 (40000765)

研究分担者 尾池 和夫  京都大学, 理学部, 教授 (40027248)
岩崎 貴哉  地震研究所, 助教授 (70151719)
石橋 克彦  建設省, 建築研究所, 室長
音田 功  群馬大学, 工学部, 教授 (00012906)
阿部 勝征  地震研究所, 教授 (40002175)
キーワード地震学 / 学術用語 / 標準化
研究概要

本研究の主目的は文部省学術用語集地震学編の増訂版の原案を作成することである.初年度は主として新用語の収録を行った.資料の処理はパソコンと市販のデータベースソフトを用い,分担者間の資料の授受はフロッピ-デスクによって行うという当初の方針に従い,まず代表者が現用語集地震学編にある全用語(約2700語)といくつかの地震学書の索引にある用語を纏めたファイル(ZISIN-0)を作成した.平成6年8月29日の分担者会議において,基本的問題(採録する分野の範囲など)についての討議と,採録の形式(使用ソフト,フォーマット),採録方法,作業分担等について打ち合わせた.おもな地震学書,地球物理学書等からZISIN-0に追加すべき用語の収集,各自の専門分野用語でZISIN-0にもれているものの追加を行うこととし,必要に応じて代表者との個別の打ち合わせ,分担者以外の研究者の意見を求めるなど収集活動を行った.10月の日本地震学会は研究者の個人的意見の聴取や,現在使われている用語の調査等に有用であった.分担者が収集した用語を纏めたファイルは約9500語を含むものとなったが,平成7年1月31日の分担者会議ではこの結果をもとにして,主に整理方法等について審議した.同じ意味の多数の用語がある場合,和訳あるいは英訳が難しい用語,常用漢字にないが通常使われる漢字の扱いなど難問が多いが,おおまかな基準を定めそれによって整理した結果,約8500語のファイル(ZISIN-1)ができた.これの英和および和英版(フロッピ-ディスクおよびプリント)を作成したのでこれもとにさらに検討を進め,来年度はもれた用語の追加,各用語の採否の決定,同義語の統一,訳語の決定等に取り組む.

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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