• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

地震学用語標準化の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 06306002
研究機関東京大学

研究代表者

宇津 徳治  東京大学, 名誉教授 (40000765)

研究分担者 尾池 和夫  京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (40027248)
岩崎 貴哉  東京大学, 地震研究所, 助教授 (70151719)
石橋 克彦  神戸大学, 都市安全研究センター, 教授 (70011723)
音田 功  群馬大学, 工学部, 教授 (00012906)
阿部 勝征  東京大学, 地震研究所, 教授 (40002175)
キーワード学術用語 / 地震学 / 標準化
研究概要

本研究の主目的は文部省学術用語集地震学編(増訂版)の原案作成である.最終年度となる本年度は,まず平成8年6月まで,昨年度末に作成した第2次収録ファイル(ZISIN-2)について本研究班内での検討を進める一方,日本地震学会を通じてZISIN-2についての意見収集を行った.その結果に基づいて,7月から問題のある用語についての研究会での討議および書面による審査等を開始し,10月までに採用内定用語約4600語をまとめた.これを収めた第3次収録ファイル(ZISIN-3)を文部省学術用語集に準ずる形式でプリントし,それについてさらに研究会および書面による検討を重ねた.この間,分担者以外の研究者から意見・情報の提供を受け,また最近刊行された図書等からの新語の追加収集も続け,新しい用語のうち将来性のあるものを採択した.学術用語集の基準に従い,他の学問分野で制定されている用語との統一を重視する一方,地震学関連学界の慣用から遊離せず,全体として整合性が保たれた用語集の作成は思いのほか難しかった.用語には理論だけでは割り切れない面があり,採否の判断に迷う用語も少なくなかったが,平成9年2年に審議を完了,本研究としての用語集最終案を研究成果報告書として3月に印刷した.報告書は研究成果の報告文25ページ,採録用語集和英の部,英和の部各118ページなど計266ページである.採択した日本語用語(和英の部の見出し語)は4637語,うち現用語集地震学編に掲載されているものは1591語,新たに採用したものは3046語である.なお,日本語用語に対応する英語用語(英和の部の見出し語)は4615語となった.この案は来年度以降文部省の審査を経て出版される予定である.なお,最終案のワープロファイルとテキストファイル,不採択用語を含む審議の対象となった全用語約1万語を含むデータベースファイルが保存されている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宇津徳治(研究代表者): "地震学用語標準化の調査研究" 「地震学用語標準化の調査研究」研究班, 266 (1997)

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi