研究課題
総合研究(A)
本年度は、研究の第1年度であるので、「判決原本保存利用研究会」の全体会(42名)とその下に5つの分科会を組織し、次の通り、研究活動を行った。(1)研究会の結成と活動 94年9月17日に「判決原本保存利用研究会」の初会合を開き(大阪)、「保存対策」「プライバシー」「データベース」「外国法制」「恒久計画策定」の5分科会を組織し、3年間の研究計画を立案し、実行に移した。本年度の各分科会の開催は、次の通りであり、それぞれの分科会に与えられた課題につき、できるだけ第2年度中に報告書をまとめるべく、研究を行った。「保存対策分科会」(座長=紺谷浩司、浅古 弘) (1)94年9月17日(大阪)、(2)12月4日(東京)、(3)95年1月21日(東京)「プライバシー分科会」(座長=太田知行、国井和郎) (1)94年9月17日(大阪)、(2)12月4日(東京)、(3)95年3月26日(予定、大阪)「データベース分科会」(座長=加藤雅信、梅本吉彦) (1)94年9月17日(大阪)、(2)12月4日(東京)、(3)95年2月5日(東京)、(4)3月26日(予定、大阪)「外国法制分科会」(座長=小島武司、河野正憲) (1)94年9月17日(大阪)、(2)10月29日(東京)、(3)12月4日(東京)「恒久計画策定分科会」(座長=林屋礼二、青山善充) (1)95年3月30日(予定、東京)。(2)シンポジウムの開催 各地の歴史学者、地方史研究者、資料管理専門家等の意見を広く聴くために、「民事判決原本の保存を考える」シンポジウムを、大阪(94年9月17日)と東京(12月3日)でそれぞれ開いた(各60〜70名参加)。