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1994 年度 実績報告書

中国青海省塔爾寺における仏教文献調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 06401001
研究種目

一般研究(A)

研究機関大正大学

研究代表者

多田 孝文  大正大学, 綜合佛教研究所, 専任講師 (50054656)

研究分担者 広川 尭敏  大正大学, 綜合佛教研究所, 専任講師 (40199112)
斎藤 光純  大正大学, 綜合佛教研究所, 専任講師 (80054617)
遠藤 祐純  大正大学, 綜合佛教研究所, 助教授 (00054643)
一島 正真  大正大学, 文学部, 教授 (10193442)
松涛 誠達  大正大学, 文学部, 教授 (20106727)
キーワード塔爾寺 / チベット仏教 / 西蔵大蔵経 / 黄教派 / 宗喀巴喇嘛 / 甘殊頭 / 丹殊爾 / 蔵外文献
研究概要

本研究の目的は、中国青海省塔爾寺所蔵の仏教文献を調査することであるが、平成6年度は、まず日本国内において、塔爾寺の中国仏教史における位置を知るために、塔爾寺に関する各種文献の収集と、チベット大蔵経の各種蔵版についての文献を収集し研究を進めるとともに、各種のチベット文献目録を可能な限り収集することに努めた。ついで平成6年11月7日〜14日にかけて、研究者5名(多田孝文、松涛誠達、木村高尉、前田亮道、松涛泰雄)と助手7名からなる調査団を現地塔爾寺に派遣し、塔爾寺当局と研究調査のための協議を行うとともに、第1回の文献調査を行い、以下の成果を挙げることが出来た。(1)塔爾寺印経院所蔵の版木を調査し、約250部の文献の存在を確認し、書名を記録した。(2)塔爾寺山内の阿嘉活仏院、賽多活仏院、大経院の経蔵を調査し、阿嘉活仏院、賽多活仏院では、その蔵書各100部の書名を調査し、一部を写真に記録した。帰国後、第一回に調査によって得られた文献のフィルム約2000枚をカード化し、整理を行った。さらに文献のチベット語、サンスクリット語、漢訳の題名、著者名などを記録した塔爾寺所蔵の文献目録を作成するための基礎作業として、これらの資料をコンピュータに入力している。また現在まで学界に知られている各種のチベット文献目録に記載されている文献と今回の調査で知られた塔爾寺所蔵の諸文献との照合を行っている。第2回の塔爾寺文献調査は平成7年度中に行う予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 一島正真: "光明供真言の現代的意味" 葬送儀礼を考える. 137-177 (1994)

  • [文献書誌] 遠藤裕純: "瑜伽タントラについて-『総タントラ部解説』を中心に(3)-" 大正大学研究紀要. 80. 240-260 (1995)

  • [文献書誌] 前田亮道: "法曼流『十八道私記入』にみられる真言の和訳(完)" 天台学報三十六号. 62-65 (1994)

  • [文献書誌] 木村高尉: "梵文声聞地(14)-第2瑜伽処(2)和訳・科文-" 大正大学綜合仏教研究所年報. 第17号. 348-296 (1995)

  • [文献書誌] 松涛泰雄: "梵文声聞地(14)-第2瑜伽処(2)和訳・科文-" 大正大学綜合仏教研究所年報. 第17号. 348-296 (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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