研究課題/領域番号 |
06401002
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研究機関 | 国立西洋美術館 |
研究代表者 |
田辺 幹之助 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (00171819)
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研究分担者 |
中野 良一 財団法人, 科学技術振興財団・科学技術理解増進室, 副調査役
波多野 宏之 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (50260005)
佐藤 直樹 国立西洋美術館, 学芸課, 研究員 (60260006)
喜多崎 親 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (90204883)
越川 倫明 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (60178259)
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キーワード | 西洋美術 / 画像データベース / 画像処理 / 画像資料 / マイクロフィッシュ / 写真 / 画像ドキュメンテーション |
研究概要 |
西洋美術研究支援のための3種のシステムを構築し、運用にあたった。 内容は下記のとおり 1)画像処理システムの改善:「美術作品原寸大表示システム」の利用を簡易化するための調査研究を行った。 2)画像データベースデータ入力:「16世紀初期ドイツ小冊子本データベース」の画像属性データ入力を継続して行った。目下、標紙木版画を優先して入力している。また、画像分類用アプリケーション・ソフトICONCLASSは有効に活用されつつある。 3)データベース利用システムの構築:前年度に収集した写真資料を活用する「国家買上サロン出品作品データベース」の入力・検索システムの開発及び基礎データの入力を行った。 4)「検索システム検討会」の開催:1997年3月に第3回「科研システム検討会」を開催し、近畿大学助教授田窪直規氏、科学技術振興事業団研究基盤情報部情報員鈴木政彦氏を交えて、意見交換を行った。併せて、海外で作成された複数の美術関係CD-ROMの比較検討を行った。 5)画像資料の収集:マイクロフィッシュ「16世紀小冊子本」及び画像つきの″MARBURGER INDEX″CD-ROM第2版等を収集し、ドイツにおける画像データベースの構築及びICONCLASS応用の状況を把握した。
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