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1994 年度 実績報告書

多連装計数系をもつ放射光粉末回折計を用いた鉱物の高分解能構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 06402020
研究種目

一般研究(A)

研究機関名古屋工業大学

研究代表者

虎谷 秀穂  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (20143662)

キーワード放射光 / 粉末回折計 / 多連装計数系 / 結晶構造解析 / 高分解能回折データ
研究概要

1)計画初年度において多連装計数系を備えた放射光用粉末回折装置を設計・製作した。
回折装置は入射スリット部、入射強度モニター部、ゴニオメータ部、計数部、計数回路部、コントロール部からなる。入射スリット部およびゴニオメータ部は、架台の上において、それぞれ独立に、あるいは連動してパルスモータにより外部から上下動できる。計数部は25°おきに扇状に5本設置された多連装計数部、および種々のアナライザーを設置できる多目的アームからなる。計数はシンティレーションカウンターを用いる。
2)平成7年度以後は、次のような研究の展開を行う予定である。
製作した粉末回折装置の試験運用を筑波高エネルギー物理学研究所・放射光実験施設にて行う。そこにおいては、まず装置の調整として計数系の調整、標準試料を用いたプロファイルの測定、多連装計数管同志の調整最適化を行う。次に、構造既知の試験用試料を用いて構造解析を行い、解析精度の評価、複雑な結晶の鉱物結晶の構造解析を行う。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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