研究課題/領域番号 |
06451007
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
華園 聰麿 東北大学, 文学部, 教授 (20004872)
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研究分担者 |
宮崎 真矢 東北大学, 文学部, 助手 (70239383)
鈴木 岩弓 東北大学, 文学部, 助教授 (50154521)
渡辺 喜勝 東北大学, 医療技術短大部, 教授 (50004073)
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キーワード | 庶民信仰 / 死生観 / 巡礼 / 札所 / 夜行念仏 / 山寺立石寺 / 「もり供養」 / 「観光大仏」 |
研究概要 |
本年度は以下のような研究経過により、研究者それぞれが交付申請書にのべた研究実施計画にほぼ沿う形で研究を実施した。 華園聰麿・日本の「民間信仰」の概念規定をヨーロッパの「民間信仰」概念と比較検討する中から行い、その成果を「『民間信仰』概念の再考」として論文発表した。 ・福島県と山形県の観音霊場におき実態調査を実施し、参詣者集団の形態・分布・祈願内容等を分析した。 渡辺喜勝・山寺の「夜行念仏」の実態調査を継続し、その形態と伝承性に関する現時点での知見を「山寺『夜行念仏』の形態と歴史」という論考で公表した。 ・文献調査の結果から、新資料として「永蔵坊文書」を発掘し、現在分析中である。 鈴木岩弓・平成6年度に実施した鶴岡市清水の三森山における「もり供養」参詣者に対する聞き取り調査の結果を分析し、「山上霊地の死者供養-清水の『もり供養』にみる近年の変化-」という論考を発表した。 ・庄内平野部の寺院で行われている「もり供養」の実態調査を継続中である。 宮崎真矢・「仙台大観音」の宗教活動に関する実態調査を継続し、「田沢湖大観音」の実態調査を開始した。
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