• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 研究成果報告書概要

わが国の国際化に伴う文化的・階層的摩擦と受容体制の社会学的調査研究-静岡県を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 06451033
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関静岡大学

研究代表者

間庭 充幸  静岡大学, 人文学部, 教授 (50019246)

研究分担者 吉川 徹  静岡大学, 人文学部, 助教授 (90263194)
野沢 慎司  静岡大学, 人文学部, 助教授 (40218318)
栗岡 幹英  静岡大学, 人文学部, 教授 (20145155)
嶋田 義仁  静岡大学, 人文学部, 教授 (20170954)
土川 隆史  静岡大学, 人文学部, 教授 (50022380)
研究期間 (年度) 1994 – 1996
キーワード外国人労働者 / 日系ブラジル人 / オーバーステイ / 不法就労 / 文化摩擦 / NGO / 外国人居住地域 / 派遣会社
研究概要

間庭充幸を代表者とするわれわれ研究グループは、浜松市を中心に、日本における外国人労働者、とりわけ日系ブラジル人労働者の受容について、多角的に研究を進めた。その結果を400字詰め原稿用紙にして800枚におよぶ大部な報告書として刊行する。
間庭は、主に官公庁資料を用い、外国人労働者が関わった犯罪について分析した。文化の違いのなかで生じている犯罪傾向を明らかにする。
アフリカを専門とする人類学者である嶋田は、多文化・多民族混交社会についての研究の蓄積を有する一方、静岡市の娯楽街を中心とする都市問題調査を行なって来ているので、労働・遊興観の違いから生ずる文化的摩擦について論考をまとめた。
栗岡は、約一年半の間、在浜松のNGC組織である「へるすの会」に参加し、この会の活動実態についてまとめた。へるすの会が、全国的に見てもきわめて活発な外国人労働者支援組織として活動できている理由と今後の課題を明らにした。
コミュニティ問題を研究してきた野沢は、地域コミュニティをめぐる文化的・階層的摩擦を担当し、浜松市の日系ブラジル人コミュニティで参与観察を行なって実態を解明した。
東京医科歯科大学と国立衛生研究所で日本人の対人関係をめぐる精神病理を研究してきたジェコンは、日本人と外国人、とくにフランス人の対人関係をめぐる精神病理の比較研究を行なった。
また、同じフィールドで調査研究に従事した研究生・学生の調査報告のうち、水準に達しており、また有用と思われるものについて併せて報告書に収録した。

URL: 

公開日: 1999-03-09  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi