研究課題/領域番号 |
06451052
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
田中 祐次 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (50020607)
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研究分担者 |
芝山 明義 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (10243742)
岩永 定 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90160126)
佐古 秀一 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (30153969)
佐竹 勝利 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (30071674)
西 睦夫 鹿児島純心女子大学, 国際言語文化学部, 教授 (10069768)
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キーワード | テイーム・テイーチング / 学校組織 / 学級経営 |
研究概要 |
1 本研究は以下の目的のもとに行われた。 1)テイームテイーチング導入への対応過程の調査:今回のテイームテイーチング導入は行政面まら行われた公式のものであり、わが国の学校教育の場で一般的なものとして今後普及していくことになる指導方式といえる。したがって、そうした公式施策として導入実施される指導方式について教育経営学という実践学的立場から研究する。 2)テイームテイーチングの可能性の探究:テイームテイーチング方式をわが国における新しい指導法として、かつ学校教育を改革するものとしてとらえ、その児童・生徒への影響や効果、また教員組織への影響を知る。 3)テイームテイーチング導入に対応する対策の具体案の作成:教員が複数でテイームを組んで学級を経営する際の組織のあり方にどのような形態があり得るのかを検討する。とくに、テイームテイーチングが学校組織レベルでの高度な組織化を必要とするものになることを予想し、この点に関して具体的な学校づくりのあり方をも研究する。 2 研究方法の概要は以下の通りである。調査対象校:全国から無作為抽出により小学校、中学校約210校から回答を集めた。調査内容は、1.実施形態(実施教科、学習組織、学習形態)、2.テイーム構成、3.学校としての導入のねらいとその評価、4.児童生徒へのねらいとその評価、5.導入に当たって困った問題、6.今後の期待と計画、7.学校組織、教員組織上の改善課題、8.今後の研究課題(実践者側、研究者側)等である。 3 本研究の成果は、すでに中間報告の形で閉成8年度日本教育経営学会第36回大会で報告されている。
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