| 研究課題/領域番号 |
06451068
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
深澤 克己 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (60199156)
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| 研究分担者 |
中村 質 九州大学, 文学部, 教授 (50069457)
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| キーワード | 国際商業史 / 国際金融 / 為替手形 / 貨幣流通 / 宗教的少数派 / ディアスポラ / プロソポグラフィ / 商人手引書 |
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| 研究概要 |
(1)研究成果報告書の作成。代表者(深沢)は、当該テーマに関してこれまで3年間に公表した主要な論文を加算修正のうえ研究報告書に掲載し、さらにこれら一連の研究に用いられたデータ・ベースからプロソポグラフィの総括表を作成して同報告書に収録して、広く研究者に情報を公開した。
(2)「国際商業史研究会」の組織化。代表者は科研費による研究成果にもとづき、当該テーマに関する研究者間の交流および若手研究者の養成を目的とする全国規模の研究会を発足させ、すでに東京大学と南山大学で合計3回の会合を組織した(平成8年5月、同10月、平成9年3月)。現在の会員数は23名であり、毎回活発な討論がなされている。
(3)シンポジウムの実現。代表者は第94回史学会大会(平成8年11月、東京大学)における東洋史・西洋史合同シンポジウム「ディアスポラの開く商業空間」の主報告者としてこれまでの研究成果にもとづく知見を公表し、東洋史・西洋史の枠組みをこえた多数の研究者による幅広い討論に参加し、意見を交換する場を実現した。
(4)当初予定していた分担者(中村)との最終報告会は、協力者が平成8年春から夏にかけて長期にわたり入院し、その後も療養生活を強いられたために、実現しなかった。しかし可能なかぎりで連絡をとりあい、各人の研究成果につき情報を交換した。
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