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1996 年度 実績報告書

学校教育における情報活用に関する教授・学習状況の調査分析

研究課題

研究課題/領域番号 06451144
研究機関岐阜大学

研究代表者

後藤 忠彦  岐阜大学, 教育学部, 教授 (30021306)

研究分担者 加藤 直樹  岐阜大学, 教育学部, 助手 (30252117)
松川 禮子  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (90021336)
岩田 恵司  岐阜大学, 教育学部, 教授 (80021327)
キーワード教育工学 / 情報活用 / カリキュラム開発 / 教授・学習 / 学校教育
研究概要

平成8年度は,情報教育に関する教授・学習調査をもとにその結果を解析し,教授・学習カリキュラムを検討した。
(1)平成7年度までの調査データをもとに,情報活用に関する映像,音声,図形,文字情報の学習活用の可能性を明らかにした。これらをもとに、映像,音声,図形,文字情報の活用と学習指導の関連を分析し、小学校、中学校の一連の情報教育に関するカリキュラム構成について検討を行った。
(2)各教科の教材と情報活用の適用を分析した。
各教科別に教育実践,教材の情報活用に関するカテゴリーを抽出・分析し,それぞれの教科での情報活用の適応分野を明らかにした。これをもとに,学年別の総合的な情報活用の教育内容について検討し、それを用いた試案を構成した。
(3)情報活用のカリキュラムの作成と授業分析評価
学年別に各教科の情報活用が必要な教育内容をもとに,小学校低学年からの導入用カリキュラムを作成し,その適用性について,教育実践結果から分析評価し、その問題点を明らかにした。
(4)データ解析結果をもとに,各教科と情報活用の内容的な相互関係及び情報活用の可能性,今後必要とされるクロスカリキュラム等の項目を検討し,各教科との対応性について検討を行った。
これらの情報活用の基礎カリキュラムに対する学習状況の分析評価を各学年で進め、それらのデータをもとに、各教科での適用したカリキュラムを検討した。この各教科のカリキュラムに対し、小学校では、クロスカリキュラム的な方法を確立して情報活用の学校教育での位置づけを構成し、教育実践研究での評価を行った。これらの教育実践研究には、多くの研究協力者により具体的に授業で試行し、その評価結果から、適用性のあることを明らかにした。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 後藤忠彦: "情報活用の教授・学習に関する条件整備の状況" 岐阜大学カリキュラム開発研究センター研究報告. 16巻2号. 1-6 (1997)

  • [文献書誌] 後藤忠彦: "情報活用と教科教育の関係" 岐阜大学カリキュラム開発研究センター研究報告. 16巻2号. 7-10 (1997)

  • [文献書誌] 後藤忠彦: "学校教育における情報教育カリキュラムについて" 岐阜大学カリキュラム開発研究センター研究報告. 16巻2号. 11-20 (1997)

  • [文献書誌] 横山隆光: "小学校の総合的教科における年間指導計画の作成" 岐阜大学CRDCデータレポート. 256号. 1-25 (1996)

  • [文献書誌] 後藤忠彦: "社会科におけるインターネット情報(資料)の利用" 岐阜大学CRDCデータレポート. 262号. 1-88 (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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