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1994 年度 実績報告書

アメリカの初等・中等教育の教科・生徒指導実践に関する多面的,総合的解明の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 06451151
研究機関筑波大学

研究代表者

桑原 隆  筑波大学, 教育学系, 教授 (60073920)

研究分担者 中野 良顯  上智大学文学部, 教授 (90017955)
清水 静海  筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)
長洲 南海男  筑波大学, 教育学系, 助教授 (90018044)
山口 満  筑波大学, 教育学系, 教授 (20006571)
佐々木 俊介  筑波大学, 教育学系, 教授 (40018221)
キーワードアメリカ / 初等学校 / 中等学校 / カリキュラム / 教科教育 / 生徒指導 / 指導方法
研究概要

アメリカの初等・中等教育のあらゆる側面を,限られた時間内で解明することは不可能であるため,本研究では,日米比較という観点から,まず研究の焦点を絞る作業を重ねてきた.その結果,今次の学習指導要領ならびに近年の日本の教育界において議論となりつつある学力に焦点化して研究を行う方針が確認された.
この方針に基づき,各分担領域ごとに研究を進め,その成果を持ち寄る形で,まとめの研究会を行った.そこでは学外からも複数の研究者を招聘し,アメリカの教育の動向について情報交換,議論を重ねた.その成果は,今年度中間報告書として公表する.研究の焦点が「学力」に絞られ,現在なお各領域ごと研究が推進されているが,学力と切り放せない「評価」の研究,ならびにアメリカの教育を取り巻く社会環境との関連の研究も,同時に進行中であり,本研究の目的である,アメリカの初等・中等教育の実態は,今年度の段階で相当程度明らかになりつつある.
なお次年度に残されている研究課題としては,各領域ごとの研究成果の横断的,縦断的総合化と,日米比較があげられる.そのために,近年アメリカの学会等において開発が進んでいる「ナショナル・スタンダード」や,各州で定められているカリキュラム・ガイドライン,または生徒指導ガイドラインなどの一次資料の収集に努めている.それらの資料をもとに,ナショナルなレベルとローカルなレベルの両面からも,分析,総合化を進める予定である.

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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