研究課題
1.平成7年度の研究の概要と成果(1)子どもの変容をとらえる方法仮説として次の2点を設けた。(1)「教師のはたらきかけ」と「子どもの変容の姿」の両面を、授業記録によりながら分析する方法(2)教師の指導計画書の分析による教師の意図(顕在化された意図、顕在化されていない意図)の解明(2)子どもの変容の契機に関する質問紙調査の実施(1)全国の小学校500校の生活科担当教諭を対象とし、平成8年2月に実施(2)調査内容は次のとおりである。ア.生活実施後の指導計画の見直しの状況とその理由イ.学習指導が定着している単元・活動とその理由ウ.生活科の学習の子どもにとっての意義・効果エ.生活科の評価活動の現状と課題オ.生活科の学習における子どもの成長の契機について。2.次年度に向けた課題(1)調査結果の分析による「子どもの変容」の意味と現状の把握(2)子どもの変容のとらえる方法仮説の検証(3)体験的活動の教育的意味と意義の解明