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1994 年度 実績報告書

アツモリソウ属保護のための北海道内の分布状況の把握と増殖技術・保護手法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 06451169
研究種目

一般研究(B)

研究機関北海道教育大学

研究代表者

谷口 弘一  北海道教育大学, 教育学部・付属教育実践指導センター教授, 教授 (60002771)

研究分担者 高橋 庸哉  北海道教育大学, 助教授 (60236297)
瀬川 良明  北海道教育大学, 助教授 (60226628)
鈴木 順雄  北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 教授 (30002679)
三浦 清  北海道大学, 農学部, 助教授 (50001459)
キーワードレブンアツモリソウ / 人工受粉 / 生態調査 / 種子純粋培養 / 分布調査
研究概要

研究の目的
本研究は、レブンアツモリソウの生態を解明するために1.人工授粉種子の形成とその成長過程の追跡をすること(3年)2.レブンアツモリソウの種子の純粋培養を行って順化さアツモリソウ属の分布調査については道北、日高、釧路、根室の各地方を調査し若干のデータを収集した。
せる手法を確立すること(3年)3.アツモリソウ属保護のために北海道に分布するアツモリソウ属の分布調査を行う。
研究の計画
1.レブンアツモリソウの人工授粉種子を作るため6月上旬に人工授粉を行う。
2.数年間にわたって播種した幼苗の成長過程を追跡するため月一回、礼文島の生態調査を行う。
3.レブンアツモリソウの実子・茎長点の組織培養を順化を目的として行うための培養装置を購入し使用する。
4.北海道内に分布のアツモリソウ属の分布調査を行い保護対策を講じるための分布資料を作成する。
5.600平方メートルの実験地の標識株の追跡調査をおこなう。
研究の結果
1.6月人工授粉種子を形成するための作業を行い妬く200個の人工授粉を行い受粉率90%を得た。
2.6月〜9月にかけ自然播種したものと株下に播種した場所の発芽を確認した。自然播種した場所は発芽後2-3年経っているが130平方メートルに30数株の幼苗を確認した。
3.種子の純粋培養ための培養装置を購入し北大三浦の所で実験を行っている。未熟種子から発根がありミュート形成まで進んでいる。今後温度処理を行う予定である。
4.実験地内の標識株調査を6〜10月の間に行った。
5.10月に30ヶ所の播種を行った。
6.アツモリソウ属の分布調査については道北、日高、釧路、根室の各地方を調査し若干のデータを収集した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 谷口弘一、三浦清: "レブンアツモリソウの生態と保護について" 日本植物学会年会発表論文集. 118-118 (1994)

  • [文献書誌] 谷口弘一: "レブンアツモリソウの生態と天然記念物指定について" 日本科学教育学会年会論文集. 193-194 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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