研究概要 |
高速の並列処理システムを実現する方法の一つとして,電子回路によるプロセッシングエレメント(PE)と光によるPE間のインターコネクションを組み合わせたハイブリッドタイプのアーキテクチャが期待を集めている.本研究は,独自開発した電子回路によるPEと同じく独自に開発した光インターコネクションシステムを組み合わせて高速の超並列演算処理機構を試作し,具体的に意味のある演算を実現することを目的とする. 基本的には,すでに独自開発している各要素技術の改良を行い,それらの要素技術を組み合わせて,実際にシステムを試作する点が焦点となる.平成7年度は,前年度に明らかになった種々の設計条件を踏まえ,実際にシステムを構築した. 具体的には以下の手順で研究を実行した. 1)システムを試作し,性能評価を行った. 2)さらなるシステムの改良を行った.
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