研究課題/領域番号 |
06452234
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
後藤 顕也 東海大学, 開発工学部, 教授 (20234982)
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研究分担者 |
千葉 雅史 東海大学, 開発工学部, 助手 (70236818)
佐々木 雅美 東海大学, 開発工学部, 助教授 (40235271)
沖 真 東海大学, 開発工学部, 講師 (50224126)
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キーワード | 半導体レーザーチップ / レーザー共振器 / 光フロッピ-ディスク / ベルヌ-イ現象 / トラッキングエラー検出 / 自己結合によるインピーダンス変化 / ニアフィールド光学 / 光記録媒体 |
研究概要 |
<概要>対物レンズ、同焦点制御アクチュエータ、偏光ビームスプリッタ、四分の一波長板、コリメータレンズ、回析格子など多くの光学部品を省略できるレンズレス光ヘッドならびに新しい光ディスクシステムの原理を確認するための基確実験において次の2点で前進が見られた。 <期間中に得られた成果>:光ヘッドの焦点制御、読取りヘッドならびにトラッキングエラー検出技術に知見! (1)光フロッピ-ディスクに対応するフロッピ-ディスク基板として直径130mmならびに直径49mmの2種類を1000rpm〜5000rpmまで回転数を変え、しかも光ヘッドに相当する凸状物をディスク基板位置以上に押し出して実験を行った。その結果、回転数3000〜4000rpm程度でディスク基板が振動せず、しかも光ヘッドに相当する突起物とディスク基板との間には3μm程度に常に安定したギャップが存在することが確認できた。 (2)本方式における光ヘッドの主要構成部品である裸の半導体レーザーチップ(端面放射形)の射出端面とその射出端面に対向すべき書き込み済みの光ディスクを想定し、微小光学共振器を構成して光ディスク片の反射率を変え、ギャップ長も変えた実験を行ったところ、光ディスクの反射率の違いだけで半導体レーザーの端子電圧、すなわち注入電流が変化することがわかった。同様な現象は以前からscoopという原理で知られているが、本研究のように1〜3μm程度のニアフィールド領域では初めてであり、この現象を利用した読取りヘッドならびにトラッキングエラー検出の可能性がある。 <現時点での問題点>どこのメーカーへ依頼しても光フロッピ-ディスクを試作してくれない。(自分で作ろう)
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