鉄道の速度、対象ODの距離、対抗交通手段の条件に応じて達成される鉄道の輸送シェアを出力する(1)輸送マーケットサブモデル、線区の曲線の大きさと位置、分岐器の位置等を入力として、達成速度及び利用技術に対応する必要な地上設備関係コストを出力する(2)線区線形条件サブモデル、地上設備水準(線路、分岐器等のレベルと線形条件)、車両水準の組み合わせに応じて当該線区で達成可能な速度水準(加減速度、最高速度、曲線通過速度)を出力する(3)技術速度サブモデル、地上設備水準、需要水準を与えた時、達成する速度に対して費用を最小化する技術要素(地上設備水準の改良と車両水準の改良)の組み合わせを出力する(4)最小コスト技術選択サブモデルの4つのサブモデルを構築し、実証データを用いてモデルの推定を行った。 各サブモデルでの再現性は十分満足のいくものとなったが、各サブモデルを統合したモデルの整合性は来年度チェックする予定である。
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