研究概要 |
(1)研究基本構想の再確認 平成6年9月にインドネシア国において研究ミーティングおよびセミナーを開催し、研究基本構想についての討議を行った。また、同年11月には、インドネシア側の共同研究者を日本に招き、日本の技術の紹介とともに基本構想の確認を行った。 (2)内外文献の追加収集 WHO,世界銀行等の資料の収集を始め、ケーススタディ対象国のインドネシアのモデル都市の情報に関する資料を収集した。 (3)処理システムの代替案の抽出と各代替案の適用条件適用範囲・特性の評価 本研究の代替案としては、インドネシアで現在用いられている個別処理、インターセプター下水道等の集合処理の他に、新しい技術としてコミューナルセプティックタンク等の折衷案を提案した。 (4)最適処理システム選択モデルの基本構想の検討 最適処理システムを限られた予算の中で実現するための手段として、シュミレーションプログラムを開発して、ケーススタディに努めた。 (5)開発途上国し尿・生活排水処理適正技術マニュアルの作成 本マニュアルは、現在「インドネシア国におけるし尿・生活排水処理システム代替案の整理と評価」というタイトルで、作成した。
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