| 研究課題/領域番号 |
06452447
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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| 研究機関 | 静岡大学 |
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研究代表者 |
水品 静夫 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (00021999)
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| 研究分担者 |
杉浦 敏文 静岡大学, 電子工学研究所, 助教授 (20135239)
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| 研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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| キーワード | 非侵襲温度測定 / 体腔内温度測定 / マイクロ波ラジオメトリ / ファントム実験 / 温度測定分解能 / 体内温度プロフィル / ラジオメトリ重み関数 / アンテナ-生体系3次元電磁界解析 |
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| 研究概要 |
(1)1.2GHzE2帯ラジオメータを新たに開発し、既存の5周波ラジオメータシステムに組み込んで、システムの性能を向上した。ラジオメータ受信機に内蔵されている基準温度熱雑音源の制御回路の中のステッピングモータをD/A変換器に置き換える改良を行い、輝度温度分解能0.036K(積分時間5秒)を得た。理論値0.032Kに近い値を達成した。
(2)誘電体(εr=60)充填型導波管アンテナ(開口面4.6cmx4.6cm)開発した。このアンテナと一様組織モデル(筋肉)及びこのアンテナと4層生体モデル(ボーラス、皮膚、脂肪、筋肉)との電磁結合をモド展開法及びFinite-Difference Time-Domain法で3次元解析し、現実的なモデルに基づいたラジオメトリック重み関数を導出した。さらに、この重み関数を使った温度プロフィル回復アルゴリズムを開発した。
(3)寒天ファントム(寒天:4%、NaCl:0.24%、NaN_3:0.4%、蒸留水:95.36%)内の温度プロフィル測定実験を行った。ラジオメトリによる測定結果は熱電対による測定結果と良く一致した。温度測定分解能(2σ信頼区間)は、深さ2cmで0.2℃、3cmで0.7℃、4cmで1.6℃であった。
(4)体腔内加温/測温用アンテナを開発した。このアンテナを寒天ファントム内に挿入し、2.4GHz単一周波数バンドラジオメータを使って、加温された寒天内の最高温度を推定する実験を行った。加温は、同じアンテナを切り換えて使用し、2.45GHzにて行った。ラジオメトリによる測定結果は、熱電対による測定結果より約0.5℃高い値を示した。使用した温度プロフィルモデル関数について検討する必要がある。
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