研究課題/領域番号 |
06454010
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
河野 昭一 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30019244)
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研究分担者 |
寺内 良平 京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50236981)
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キーワード | アロザイム / マイクロサテライト・マーカー / DNA / メタ個体群 / ブナ / アメリカブナ / Uvularia / シロイヌナズナ |
研究概要 |
(1)アイロザイム・マーカーを用いて解析された植物種の野外集団は、ブナ、アメリカブナ、ショウジョウバカマ、スズメノカタビラ、ウブラリアの5種である。ブナは、太平洋側集団として茨城県北部の小川のメタ個体群2箇所、アメリカブナはメリ-ランド州海岸平野のSERC forestのメタ個体群2箇所、カナダ・ケベック州モン・センチレールのメタ個体群1箇所の集団構成個体すべての遺伝子型が10遺伝子座すべてについて決定され、空間構造と時系列構造の解析が進められている。ウブラリア(Uvularia)に関しては、SERC forestのギャップ下のメタ個体群と、閉鋭林床上の3つのメタ個体群の遺伝構造の解析が7つの遺伝子座について解析された。ショウジョウバカマとスズメノカタビラに関しては、それぞれ5集団について予備的解析を終了した。 (2)シロイヌナズナについては、29個のプライマーを用いて20の野外集団のマイクロサテライト・マーカーによる遺伝子構造の解析が日本列島に野生化した集団に関して行われた。
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