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1995 年度 実績報告書

繭形状の蚕品種依存性判別のための3次元グラフィクス解析

研究課題

研究課題/領域番号 06454065
研究機関信州大学

研究代表者

西岡 孝彦  信州大学, 繊維学部, 助教授 (10164542)

研究分担者 三浦 幹彦  信州大学, 繊維学部, 助教授 (60135168)
キーワード繭形状 / 蚕体形 / 蚕の歩行 / 3次元復元 / フーリエ係数 / 主成分分析
研究概要

衣料原料の一つである繭は蚕の品種ごとに特有の形状をしている。たとえば、特徴的な例では、「俵形」、紡錘形」が挙げられるが、「俵形」にも細長い繭や太短い繭、また「紡錘形」にも細長い繭や太短い繭、など多様な形状がある。さらに大小の区別を加えると個体ごとに形状の異なるとさえいえる。このような繭の形状は、生糸の製造の過程で、繭の大小による接緒の不安定性を引き起こしたり、さらに解じょ率の低下の原因となり生産効率を低下させている。
そこで、繭の形状、蚕の体形と歩行の仕方の解明のための3次元データ解析の手法について考察を行った。
(1)蚕の3次元データ収集のシステムを構築した
(2)3次元データの表示、解析のためのシステムを構築した
(3)繭の形状解析のための手法、繭形状のFourier係数の主成分分析のための解析システムを構築した。
以上の過程で、「繭の形状の分類の行えること」、「蚕の3次元体形のデータ収集」そして、「蚕の歩行形態は蚕品種により、特徴のあること」が確認された。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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