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1994 年度 実績報告書

高齢者骨折の危険因子に関する研究-骨塩量及び易転倒性を中心として-

研究課題

研究課題/領域番号 06454237
研究機関鳥取大学

研究代表者

能勢 隆之  鳥取大学, 医学部, 教授 (10032195)

研究分担者 岩井 伸夫  鳥取大学, 医学部, 助手 (80191906)
黒沢 洋一  鳥取大学, 医学部, 講師 (50161790)
大城 等  鳥取大学, 医学部, 助教授 (40160486)
キーワード骨粗鬆症 / 骨折 / 転倒 / 2.同町40歳以上の住民約4000名を対象に、生活習慣調査を行い、その際に、過去の骨折の有無、骨折の回数、部位を質問した。現在解析中である。骨折の既往を持つ者について、骨折の際の状況について更に詳細な調査を行う予定である。 / 3.鳥取県A町の基本健診を受診した40歳以上の住民について、踵骨骨塩量を測定し、60歳以上の住民について、運動機能及び転倒頻度調査を実施した。男女とも、年齢とともに骨塩量の減少が見られた。特に、女性の骨塩量については、年齢と骨塩量の相関は0.82と高かった。その他の結果については現在解析中である。
研究概要

高齢者の骨折、特に大腿骨頚部骨折が増加傾向にある。また、寝たきりの原因の第2位が骨折といわれており、公衆衛生学上の重要な課題となりつつある。高齢者の骨折の最大の危険因子は骨塩量であるが、骨塩量で補正しても、年齢とともに大腿骨頚部骨折の頻度は高くなることが知られている。また、高齢者の大腿骨頚部骨折の原因の80%が転倒であり、骨折予防には、転倒の防止が重要と思われる。高齢者の骨塩量の測定及び易転倒性の要因を調べるために本研究を行った。
方法及び結果
1.鳥取県N町の60代の住民を無作為に40名選出し、踵骨骨塩量をSXA法で測定した。この対象者は、過去及び現在の運動歴、三日間思いだし法による食事調査、一般健康審査を実施し、生活習慣の変化と健康状態の変化を調べる別の研究の対象者でもあるため、骨塩量と運動、食事の関係を解析中である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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