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1994 年度 実績報告書

ウィルソン病遺伝子治療のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06454304
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

和田 義郎  名古屋市立大学, 医学部, 教授 (30004849)

研究分担者 安居院 高志  名古屋市立大学, 医学部, 助教授 (00212457)
キーワードウィルソン病 / 遺伝子治療 / LECラット
研究概要

LECラットと正常ラットから得られたバッククロスラットを用い、LECラットにおけるヒトウィルソン病原因遺伝子相同遺伝子と臨床症状の関連を遺伝解析した結果、LECラット臨床症状はヒトウィルソン病原因遺伝子のラット相同遺伝子が発現されない為に引き起こされることが判明した。同様のことが複数の他の研究グループによっても明らかにされ、LECラットがウィルソン病遺伝子治療のモデル動物として最適であることが確認された。
現在ヒト肝臓よりヒトウィルソン病遺伝子cDNAを増幅し、レトロウィルスベクターに組換える実験を継続中である。当該遺伝子を効率よくパッケージングしてウィルス粒子が調製でき次第、LECラットを用いた実験的遺伝子治療を開始する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] N.Sasaki et al.: "The gene responsible for LEC hepatitis,licated on rat chromosome 16,is the homolog to the human Wilson disease gene" Biochem.Biophys.Res.Commun.202. 512-518 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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