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1994 年度 実績報告書

新しい齲蝕除去法に関する基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 06454535
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

山田 敏元  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (40134712)

研究分担者 猪越 重久  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (60143583)
高津 寿夫  東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (70013985)
キーワード齲蝕 / 齲蝕除去法 / サンドブラスター / アルミナ / 齲蝕細菌
研究概要

空気圧を可変できるサンドブラスターを用いて、アルミナサンド25μmから250μm程度の大きさのもの12段階により、まず正常なエナメル質・象牙質に対する切削能力を検討したところ、エナメル質では150μm以上のサンドが、象牙質でも75μm以上のサンドにより切削がスムーズに行えることが明らかとなった。また齲蝕象牙質では同様に75μm以上のサンドにより効果的な除去が行えることが明らかとなった。更に切削面のSEM・TEM観察を行なったところ、表面観察では、ガラスビーズでは切削面に迷入するものも見られ切削には不向きであることが明らかとなっった。アルミナでは歯面に残存することもなく効率のよい切削をうかがわせた。TEMによる断面の観察では、ブラスターによる変質層が象牙質表層に生じている可能性が示唆された。今後更に細菌学的検討や、修復法とも併せて検討を進めつつある。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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