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1995 年度 実績報告書

新しい齲蝕除去法に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06454535
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

山田 敏元  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (40134712)

研究分担者 猪越 重久  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (60143583)
キーワード齲蝕 / サンドブラスター / 齲蝕象牙質 / エア-アブレイシブ
研究概要

切削に用いられた各サンドで比較すると、アルミナ粒子は健全エナメル質・象牙質共に削除され、ウ触象牙質のみの選択的削除には不敵であることが判明した。次いでガラスビーズはウ触象牙質中にビーズが埋入され、これも不敵であることが判明した。ガラス削片はウ触象牙質の削除には有効であったが、健全エナメル質の削除能力は低いものの、健全象牙質の削除能力が大きく、これも不敵であることが判明した。ポリカーボネート樹脂削片は、健全エナメル質・象牙質の削除能力は殆ど無に等しく、ウ触象牙質のみに選択的除去を可能にし、有効なサンドであることが判明した。抜去歯を用いた実験では、従来の電気エンジンを用いた方法に比べ、遙かに短時間の内に罹患象牙質除去が効果的に行えることが明かとなった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 二階堂徹,山田敏元,江芳美,高津寿夫: "新型ボンディングシステムの歯質接着性について-研削面とエア-ポリシシャー処理面との比較-" 日本歯科保存学雑誌. 38. 33-40 (1995)

  • [文献書誌] T.Nikaido,T.Yamada,Y.Koh,M.F.Burrow,T.Takatsu: "Effect of air-power polishing on adhesion of bonding systems to tooth substrates" Dental Materials. 11. 258-264 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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