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1994 年度 実績報告書

触診時の歯の振動を利用した新しい咬合診査法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06454564
研究機関愛知学院大学

研究代表者

伊藤 裕  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (20139950)

研究分担者 中村 健太郎  愛知学院大学, 歯学部, 助手 (00261032)
橋本 和佳  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (90201706)
荒木 章純  愛知学院大学, 歯学部, 助教授 (10201295)
キーワード咬合診査 / 早期接触 / 歯の振動 / 振動加速度 / 周波数分析 / 累積積分値
研究概要

1.愛知学院大学歯学部に在籍する学生を対象に被験者の選定を進めている。
現在までに正常有歯顎者として認められる者を29名確認しており、順次、研究用模型の作製と上顎歯のX線撮影を進めている。
2.実験装置の構築
a.咬合接触状態の測定には、G-C社製マッスルバランスモニターを用い、咬合力の規定を行うこととした。なお、咬合力測定システムについては、富士写真フィルム社より借り受けが可能となった。
b.シグナルプロセッサー導入後、本研究でデータの解析を担当する者が、NEC三栄の研修所が主催するシグナルベーシック技術コースを受講し、現在、歯の振動加速度波形の解析プログラムの作成、ならびにその試験解析を進めている。
c.歯牙タッピング時の歯の振動を導出するために用いる超小型加速度型振動ピックアップの固定法については、当初、ストレンゲージを貼付した把持棒の利用を考えていたが、被験者の頭部の動揺による測定部位の変化が認められたため、現在は技術者の指先にピックアップを固定して測定する手法を考案中である。
予備実験
歯牙タッピング時に生じる歯の振動については、我々がこれまで行ってきた研究より、主たる振動方向が歯種により大きく異なることが予測される。そのため、シミュレーター上で、振動ピックアップの指向性と歯への固定方法について検討を進めている。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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