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1994 年度 実績報告書

フレッシュコンクリートの自己充填性評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 06505003
研究機関東京大学

研究代表者

岡村 甫  東京大学, 工学部, 教授 (30010664)

研究分担者 小澤 一雅  東京大学, 工学部, 助教授 (80194546)
谷川 恭雄  名古屋大学, 工学部, 教授 (70023182)
魚本 健人  東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
友澤 史紀  東京大学, 工学部, 教授 (50211404)
山本 泰彦  筑波大学, 構造工学系, 教授 (40061220)
キーワード自己充填性評価 / 配合設計 / スランプフロー試験 / Vロ-ト試験 / U型充填試験 / 受入れ検査法
研究概要

本研究の目的は、任意の材料および配合のコンクリートの自己充填性評価法の構築である。当該年度において得られた成果は以下のとおりである。
(1)自己充填性評価システムの開発
自己充填性を一般的に評価するためには,スランプフロー試験およびVロ-ト試験だけでは不十分であることが確認された。すなわち,骨材量が異なる場合には,スランプフロー値およびVロ-ト流下速度が同一であっても,自己充填性が異なることが定量的に示されたのである。そこで,新たにU型充填試験装置を組み合わせ,3つの試験結果から自己充填性を評価する手法を構築した。U型充填試験から得られる充填高さにより,自己充填性の総合評価を行い,スランプフロー試験から得られる変形性およびVロ-ト試験から得られる変形速度の情報を組み合わせて,自己充填性を2次元的に評価しようとするものである。次年度において,この手法の検証をさらに行う予定である。
(2)受入れ検査法の開発
現場における打設速度を考慮して,Vロ-ト試験およびU型充填試験を応用した受入れ検査装置を試作した。現在,この装置の検証を行っているところであり、ポンプ圧送装置を用いて,コンクリートを循環させ,繰り返し装置を通すことにより,コンクリートの物性の変化と受入れ検査装置による評価の関係を調べることが可能となる。次年度において,この装置の修正,改良を行う予定である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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