| 研究課題/領域番号 |
06555101
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| 研究機関 | 東京工業大学 |
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研究代表者 |
内藤 喜之 東京工業大学, 工学部, 教授 (70016335)
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| 研究分担者 |
横井 秀樹 東京工業大学, 工学部, 助手 (90251636)
安斎 弘樹 東京工業大学, 工学部, 助手 (80212661)
水本 哲弥 東京工業大学, 工学部, 助教授 (00174045)
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| キーワード | 不要電磁放射 / 電波吸収体 / 反射減衰量 / 電波暗室 / フェライト / ゴムフェライト / フェライト格子吸収体 |
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| 研究概要 |
N型電波吸収体の動作周波数帯域の拡大とW形電波吸収体の薄層化をはかること、ならびに電波暗室の特性改善を研究の目的としている。
N電波吸収体の動作帯域の拡大については、30MHzから200MHzまで20dB以上の反射減衰量をもつ吸収体の開発を目標としており、吸収体の薄層化については30MHz以上の全周波数において20dB以上の反射減衰量をもつW形電波吸収体の厚さを約65cm(従来の1/2)以下にすることを目標としている。また、電波暗室の特性改善を図るために、吸収体と電波暗室の特性の関係を明確化し、特性の優れた電波暗室を構築するために有効な設計理論の構築を目指している。各課題については今年得られた成果を要約すると次のようになる。
1.N形吸収体の反射減衰特性 電波暗室用のフェライト系吸収体を施工する際に、吸収体ユニット間に生ずる隙間が反射減衰特性を劣化させる。フェライト格子形吸収体は、この隙間によって生ずる反射減衰特性の劣化が小さいという特徴を有することが明らかになった。また、発生した隙間にフェライト粉末を挿入することで、反射減衰特性の劣化を防止できることも明らかになった。
2.吸収体の特性と電波暗室の特性の関係の明確化 電波暗室において所望のサイトアッテネーション特性を実現するために吸収体に要求される反射減衰特性を明らかにした。また、反射減衰特性を与えた場合に、所望のサイトアッテネーション特性を実現できる電波暗室の最小サイズを明らかにした。
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