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1994 年度 実績報告書

状況依存エージェントを用いた知的グループウェアの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 06555105
研究種目

試験研究(B)

研究機関東北大学

研究代表者

白鳥 則郎  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (60111316)

研究分担者 チャクラボルティ ゴータ  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (50250840)
李 殷碩  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (20261571)
布川 博士  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (00208274)
キーワードエージェント / 状況依存 / 計算モデル / マルチエージェント / コミュニケーション / プロトコル
研究概要

本年度の研究実績は次の3点に要約される。
(1)コミュニケーションの計算モデル化
人間のコミュニケーションを"コミュニケーションの主体とその間の関係"という観点から計算モデル化し、これにより、コミュニケーションを一般的枠組みで取扱い、さらにコンピュータでの処理に適したモデルを構築した。
(2)コミュニケーションの状況依存性を考慮したモデル拡張
一般に人間のコミュニケーションは、その人の立場、現在の状況などに大きく左右される。このようなコミュニケーションを扱うために、(1)の計算モデルにおいてコミュニケーション主体に状況依存性を導入し、(1)のモデルを拡張した。
(3)状況依存性を有するエージェント(SAgent)
(2)の計算モデルをマルチエージェントとして計算機ネットワーク上に実装した。(2)のモデルにおける状況依存のコミュニケーション主体は状況依存のエージョント(Situated Agent,SAgent)としてモデル化した。また、その間の関係はコミュニケーションのプロトコルとして実装を行った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] SHIRATORI,N: "Flexible Networks:Basic Concepts and Architecture" IEICE Trans.on Communi.E77-B. 1287-1294 (1994)

  • [文献書誌] SHIRATORI,N: "Flexible System:A Step Towards New Generation Networks" Proc.of IEEE ICOIN. ICOIN′94. 477-482 (1994)

  • [文献書誌] SHIRATORI,N: "An Effective Application of Net-Theory to Communication Protocol Development" IEICE Trans.on Tundamentals. E77-A. 1588-1593 (1994)

  • [文献書誌] 小野 良司: "組織概念に基づくエージェント間コミュニケーションについて" 情処(学)グループウェア研究会. (1995)

  • [文献書誌] 岡田シモエロベルト貞明: "A Model of Cooperative Agent and is Application to Information Retrieval" 情処(学)グループウェア研究会. (1995)

  • [文献書誌] 小山 和也: "マルチフェースエージェントを用いたヒューマンコミュニケーションのためのツール" 情処(学)グループウェア研究会. (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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